討鬼伝

討鬼伝について

ストーリー

古より、“鬼”と呼ばれる異形の存在と戦う者たちがいた。彼らを称して「モノノフ」という。千年の長きに渡り、「モノノフ」は歴史の陰で人の世を守り続けてきた。 しかし、泰平の時代の末、突如、大いなる厄災が訪れる。時が歪み、天地が裂け、各地に異界が出現…… かつてない大量の“鬼”があふれ出したのである。多くの土地が“鬼”に飲み込まれる中、「モノノフ」は生き残った人々を里に迎え入れ、“鬼”に立ち向かった。 七日七晩……短くも熾烈な戦いの後、かろうじて人間の勢力圏を守り通した。 後に「オオマガドキ」と呼ばれるこの災厄を経て、「モノノフ」は人の世を守り、治める組織として、歴史の表舞台に立つこととなった。それから八年ー いまだ終わらぬ“鬼”との戦いの最前線に、新たな戦士が派遣される。人の世を滅びから守るため、モノノフたちよ、“鬼”を討て!

キャラクター

  • 主人公 ウタカタのモノノフに新しく入った人物。あずまの地出身。通常その身に一つしか宿す事が出来ないミタマを複数宿す事が出来る特殊な力の持ち主。
  • 桜花 実戦部隊の中軸を担う太刀の使い手。並外れた剣の腕を持ち、組織内で右に出る者がいない。守るべきもののためなら、命を投げ出すこともいとわない堅い信念の持ち主。
  • 息吹 実戦経験豊富な槍使い。規則に縛られない自由奔放な人物で、軽薄でいい加減な色男を装っている。その実、冷静かつ慎重な性格で、仲間たちを戦場から必ず生きて返すことを信条としている。
  • 那木 正確無比な弓の名手。学問全般に深い造詣を持ち、“鬼”の研究を生業としている。冷静かつ柔和な人柄で慕われているが、好奇心をくすぐられると子供のようにはしゃいでしまう無邪気な一面を持つ。
  • 富嶽 拳一つで戦場を渡る、百戦錬磨のつわもの。戦いに無類の喜びを感じる生粋の喧嘩好きで、言動は粗暴だが、面倒見のい
  • 初穂 鎖鎌をふるう最年少のモノノフ。自信家で負けず嫌い。子供に見られるのを嫌って、ことさらお姉さんぶろうとするが、その度に失敗して周囲にからかわれている。
  • 速鳥 疾風迅雷の双剣さばきで、どんな任務も完璧にこなす孤高の仕事人。主に単独で行動し、必要以上の事は語らない寡黙な性格。そのため周囲から孤立しがちだが、その腕に疑義を抱く者は誰一人いない。
  • 橘花 ウタカタの里の「神垣ノ巫女」で、桜花の妹。里の周囲に結界を張り、“鬼”の侵入を防ぐ役目を負う。
  • 大和 ウタカタの「モノノフ(鬼ノ府)」を指揮するお頭。泰然自若を皆とし、自他に一切の甘えを許さない。
  • 天狐 ウタカタの里に生息する不思議な生き物。この地方の固有種で、独特の生態系を持つようだが、その出自は謎に包まれている。人語を解し、非常に賢い。

“鬼”

  • ダイマエン 大魔縁(ダイマエン)。巨大な鳥の姿をした“鬼”。その翼は岩のように硬く、刃のように鋭い
  • タケイクサ 建軍(タケイクサ)。猛々しい武将のごとく、威圧感を放つ大型の“鬼”。四本の腕を持ち、それぞれに炎と氷の力を宿している
  • ツチカヅキ 土潜(ツチカヅキ)。巨大な腕鰭を持つ大型の“鬼”。腕鰭は力強く発達しており、振り回されるだけで驚異的な破壊力を発揮する。
  • ミズチメ 水蛇女(ミズチメ)。女性のような姿をした、大型の“鬼”。脚部が蛇のような形状をしていることから、この名が付いた。
  • クナトサエ 岐塞(クナトサエ)。「塞ぐもの」の名を持つ“鬼”。強大な力を持つ上位“鬼”のうちの一体。
  • ヤトノヌシ 夜刀主(ヤトノヌシ)。蛇に似た身体に四本の腕を持つ、上位“鬼”。圧倒的な腕力と絶大な呪力を誇る。
  • ゴウエンマ 業焔魔(ゴウエンマ)。獄炎をまとった大型の“鬼”。圧倒的な体躯に、すさまじい力を宿している。
  • トコヨノオウ 常夜王(トコヨノオウ)。王の名で呼ばれる、最上位の“鬼”。異界の彼方より降臨し、この世にオオマガドキを告げる。

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